いいトコ!みやぎ TBSラジオ「ストリーム」内 毎週火曜日14:30〜14:35

今週の番組紹介

第86回12月2日放送

宮城県では、今月末まで大型観光キャンペーン「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」を開催しています。そこでこの「いいトコ!みやぎ」では、キャンペーン期間中、宮城県内各地で開催されるイベントなどの情報を交えながら、宮城の魅力を紹介しています。
さて、今週は、宮城の郷土料理「はっと」を、新田耕也(にった こうや) さんにご紹介していただきました。新田さんは、みやぎ観光コンシェルジュとして、地域の観光振興に取り組んでおられます。

「すいとん」や「ほうとう」によく似た宮城の郷土料理「はっと」

宮城県登米地方の郷土料理「はっと」は、「すいとん」や「ほうとう」によく似た料理で、小麦粉をよく練り、薄く延ばしたものを、旬の野菜や特産の油ふなどと一緒にしょうゆ仕立ての汁に入れて食べるのが一般的です。だし汁や具材は地域や家庭によってさまざまで、最近では、お湯でゆでた「はっと」をずんだやあんこなどと絡めたものも人気があります。つるつるで、もっちりとした食感は、きっとやみつきになりますよ。

「ご法度」が名前の由来

「はっと」の名前の由来にはいくつかの説がありますが、今日はその一つをご紹介します。
宮城県でも登米地方といえば今も昔も県内有数の米所です。藩政時代、伊達領では、農家が年貢を納めた後の余ったお米も買い上げて江戸へ送っていました。「雑穀を食べるように」という御条目、法度を定められました。このため、農家は畑で作った小麦を粉にして、それを練ってゆでたものをお米の代わりに食べていました。そして、しだいにおいしい食べ方が工夫されてくると、農家の間で好んで食べられるようになり、この料理を「はっと」と呼ぶようになったといわれています。

いろいろな「はっと」が楽しめる「全国はっとフェスティバル」

12月7日(日)には、登米市迫町で、「全国はっとフェスティバル」が開催されます。代表的な「油ふはっと」のほか、「あずきはっと」や「海鮮はっと」、「カレーはっと」、「ニラはっと」などの珍しい「はっと」も楽しめます。また「はっと」によく似た「すいとん」や「ひっつみ」など、20種類以上の郷土料理が全国から勢ぞろいします。料金は一杯200円からです。
ぜひ、この機会に、宮城の郷土料理「はっと」をお楽しみください。
[お問い合わせ] 
全国はっとフェスティバル実行委員会事務局(登米市商工観光課内)
電話:0220-34-2734

新田さんのご家庭での「はっと」の召し上がり方

「かにばっと」です。
北上川で捕れた「もくずガニ」を茹でてから身をほぐし、すり鉢ですってこまかくして、出汁をとってスープにします。ちなみに、かにみそは田楽豆腐に使うとおいしいですよ! スープには、あまり具材を入れなくてよく、ネギ程度でOK! そのスープを煮て、「はっと」をちぎっては入れ、ちぎっては入れ、温かいうちに食べます。


JR池袋駅東口すぐの「宮城ふるさとプラザ」では、簡単・手軽に「はっと」を楽しむことができる「はっと汁セット」を販売しています。こちらにもぜひお立ち寄りください。

来週は、仙台の冬の風物詩 「SENDAI光のページェント」 をご紹介します。どうぞ!お楽しみに。



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