今週の番組紹介
第61回6月3日放送
宮城県では、今年10月から12月まで、大型観光キャンペーン「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」が開催されます。そこでこの「いいトコ!みやぎ」では、宮城の食や観光などに関する情報をお届けしています。
さて、今週は、栗駒山の懐に抱かれ、大自然が魅力の「栗原市(くりはらし)」を「みやぎ観光コンシェルジュ」の黒澤征男(くろさわ いくお)さんにご紹介していただきました。
栗駒山の山麓に開けた自然豊かな「栗原市」
私は、地域の観光振興やおもてなし向上に意欲的に取り組む「みやぎ観光コンシェルジュ」として、これまでの観光マップにはない、地域御用達のお店や職人さんを多く紹介しながら、田舎の原風景を楽しんでいただけるよう観光案内をしています。
さて、私の地元、栗原市は、宮城県の内陸北部に位置し、東京駅からJR東北新幹線で約2時間30分。宮城・秋田・岩手の3県にまたがる栗駒山の山麓に開けた自然豊かな都市です。この栗駒山は、円すい形のすそ野を持った休火山で、標高1,627メートルの山頂は、360度のパノラマが広がり、遠くは太平洋も望むことができます。春の新緑に始まり、夏は登山、秋は紅葉、そして冬はスキーと、四季を通じて多くの人が訪れます。
貴重な高山植物などの宝庫「世界谷地原生花園」
栗駒山は、この時季、新緑が深くなり、緑が鮮やかでとてもきれいです。
また、この時季、お薦めなのが、栗駒山の中腹に広がる「世界谷地原生花園(せかいやちげんせいかえん)」という湿原です。世界谷地とは広い湿地という意味で、その名の通り、栗駒山の標高約700メートルの所に14ヘクタール余りの広大な湿原が広がっています。ここは、貴重な高山植物の宝庫で、さまざまな高山植物が群生していますが、特に6月中旬から7月上旬にかけて見ごろを迎えるニッコウキスゲが有名で、湿地全体にオレンジ色の花が咲き乱れます。周囲には広大なブナの原生林もあり、人の手が加えられていない原生林には、多くの貴重な鳥類や昆虫などが生息しています。
約200種類15万株ものユリが咲き乱れる「南くりこま高原一迫ゆり園」
このほか、JRくりこま高原駅から車で約25分の所にある「南くりこま高原一迫(いちはさま)ゆり園」もお薦めです。ここは、私も立ち上げメンバーとして参加しましたが、地域の有志による町おこしの考えのもとに開園した所で、スカシユリやオリエンタル系のユリなど、約200種15万球ものユリが植えられています。約3万平方メートルの敷地が清楚なユリの花で埋め尽くされるさまは見ものです。6月中旬から7月下旬までが見ごろです。
栗原市の新名物「そばだんご」
栗原市の新名物「そばだんご」は、栗駒山麓のおいしいそばでつくるものです。これは、お鍋に入れたそば粉に水を加え、泡だて機でよくかき混ぜて空気を十分入れ、焦げないように生地をかきまぜながら鍋を火にかけて、だんご状に固めたもので、フワッとした食感が特徴で、鶏がらだしの醤油ベースのスープや山菜、キノコなどの具と良く合います。「そばがき」や「かいもち」など、似た食べ物もありますが、手間暇かけてよくかき混ぜた軟らかさが、栗原の「そばだんご」の特徴です。
JR池袋駅東口すぐの「宮城ふるさとプラザ」には、宮城県の観光パンフレットや特産品などを取りそろえていますので、こちらにもぜひお立ち寄りください。
来週は、これから旬を迎える宮城県産のソラマメをご紹介します。どうぞ、お楽しみに!
- ○栗原市のホームページ
http://www.kuriharacity.jp/ - ○「南くりこま高原一迫ゆり園」のホームページ
http://www15.plala.or.jp/ichihasama_yuri/ - ○「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」ホームページ
http://www.sendaimiyagidc.jp - ○食材王国みやぎのホームページ
http://www.foodkingdom-miyagi.jp/

