いいトコ!みやぎ TBSラジオ「ストリーム」内 毎週火曜日14:30〜14:35

今週の番組紹介

第38回12月18日放送

今週は、水鳥の生息地として重要な湿地を保護するラムサール条約の指定地である「伊豆沼・内沼」、「蕪栗沼(かぶくりぬま)・周辺水田」を、宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの嶋田哲郎(しまだ てつお)さんにご紹介していただきました。

2カ所のラムサール条約指定湿地

伊豆沼ラムサール条約とは、1971年にイランのラムサールで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において採択された「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」のことです。「伊豆沼・内沼」は1985年、釧路に次いで日本で2番目に指定登録湿地となりました。
そして、「蕪栗沼・周辺水田」は2005年に指定登録湿地となりました。湿地を含む周辺水田までが登録されるのは、世界的にも珍しいことです。

水鳥の越冬に最適な「伊豆沼・内沼」「蕪栗沼・周辺水田」

東北地方最大の水田地帯、仙台平野の北に大きく広がった伊豆沼・内沼は、冬でも凍結しにくいねぐらで、周辺には餌場となる水田が広がり、多くの水鳥が越冬するのに最適な条件を備えています。そのため、ハクチョウや天然記念物のマガン、カモをはじめとする渡り鳥の楽園となっていて、魚や昆虫など多種多様な生物も生息し、1年を通じて美しく貴重な自然を見ることができるすばらしいスポットです。水辺にはヨシをはじめとするたくさんの植物が自生し、特に夏にかけて湖面いっぱいに咲くハスの花は見事です。
蕪栗沼そして、蕪栗沼は、中央部にわずかな水面が残っているだけで、ほとんどが湿性植物に覆われている湿地帯です。蕪栗沼とその周辺を中心に、日本に越冬のために飛来する約10万羽のマガンのうち約4万羽以上のマガンが毎年確認されています。マガンやオオヒシクイをはじめとするさまざまな生き物が、手付かずの自然ではなく、“人間が生活するごく身近な場所で共存していること”がこの地域の最大の特徴です。シジュウカラガンやハクガン、サカツラガンなどの珍しいガンも姿を見せます。

水鳥の観察ができる「伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」

伊豆沼の白鳥宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの2階の展望台にはバードウォッチング用のフィールドスコープが16台設置されていますので、伊豆沼・内沼の野鳥を観察することができます。白鳥の観察は11月〜3月が最適です。入館は無料です。
日本有数の渡り鳥の飛来地、伊豆沼・内沼、蕪栗沼・周辺水田にぜひお越しください。お待ちしています。

JR池袋駅東口、地下鉄有楽町線または丸の内線35番出口すぐの“宮城ふるさとプラザ”には、 伊豆沼・内沼などのパンフレットをはじめ、宮城県の観光パンフレットや特産品などを取りそろえていますので、こちらにもお立ち寄りください。

来週は、宮城のもち米「みやこがねもち」を使った“雑煮料理”を料理研究家の有元葉子さんがご紹介します。どうぞ、お楽しみに!



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