今週の番組紹介
第8回 5月22日放送
今週は、全国の生産量の9割以上を誇る宮城の"銀ザケ"をご紹介しました。
"銀ザケ"は体が一様に銀白色で、尾びれのつけ根がほかのサケより太いのが特徴です。天然の銀ザケは、北アメリカの太平洋側に広く分布していますが、日本の河川には生息していないそうです。そんな"銀ザケ"が、どのようにして宮城県を代表する水産物になったのか?「宮城県で銀ザケの養殖が始まった経緯」 や 「養殖の仕方」 そしてブランド銀ザケ「伊達のぎん」などについて、"宮城の宮さん"ことフード・コーディネーターの宮地徳子さんに教えていただきました。
「みやぎのさかな10選」のご紹介
1.カツオ 2.まぐろ 3.サンマ 4.鮎 5.ハゼ
6.かれい 7.牡蠣 8.アワビ 9.ほや 10.銀ザケ
"銀ザケ"の養殖はいつから始まったのか?
昭和35年(1960年)5月に起きたチリ地震により津波が三陸沿岸を襲い、志津川湾の名物、志津川ダコが激減したため、これに代わる「特選品」をということで、地元の漁師の一人が養殖を始めたのがはじまりとされています。この後、昭和50年代から志津川湾で養殖が盛んになり、今では、日本一の生産量を誇るまでになりました。
"銀ザケ"の養殖に適している志津川湾
志津川湾は、宮城県の南三陸町にある風光明媚なリアス式海岸の入江で、カキやワカメなどの養殖が盛んなところですが、海水温など湾内の環境が銀ザケの養殖にも適しています。
養殖の仕方
まず、卵からふ化した稚魚を山間部の清流で育て、秋ごろに体重200g位になったら海水に移します。その後、稚魚はどんどん成長して、翌年の初夏までには2〜3sにまで大きくなり、商品として出荷されます。


国産銀ザケのほとんどが宮城県産!
宮城の銀ザケの生産量は約12,000トンで全国生産の9割以上を占めています。国産銀ザケのほとんどが宮城県産です!
ブランド銀ザケ"伊達のぎん"とは??
"伊達のぎん"とは、宮城県漁業協同組合連合会の指導のもと養殖されている特別な"銀ザケ"のことで、卵から稚魚、成魚と、どこでどのように養殖され、誰が生産したのかが、はっきりしていて、それぞれが責任を持ってつくっている銀ザケです。餌も生餌を一切使わず、選ばれた原料を固めた安全で栄養価の高いペレットを食べさせているため、銀ザケの発育を平均的に保つことができ、脂ののりが良く品質の安定した安全で安心な美味しい銀ザケになります。
美味しい食べ方
宮城の銀ザケは脂がのっているので、刺身などの生食をはじめ、塩焼き、バター焼き、フライ、燻製など、どんな食べ方でも美味しく食べることができます。鮭の身の赤色は強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンという赤い色素によるものです。このアスタキサンチは、ビタミンEの500〜1000倍の抗酸化作用があります。宮城の銀ザケは、全国に出荷されているほか、JR仙台駅2階にある"食材王国みやぎ"コーナーで、切り身や燻製などが真空パックに入って、お土産としてお求めやすくなっています。また、東京では、JR池袋駅東口地下鉄有楽町線・丸の内線35番出口すぐにある、宮城県のアンテナショップ『宮城ふるさとプラザ』でも販売しています。
皆さんも、ぜひ一度宮城の銀ザケ"をご賞味ください。
来週は、今回ご紹介した"伊達のぎん"をはじめとする、宮城の銀ザケを使った料理を、料理研究家の有元葉子さんにご紹介していただきます。 お楽しみに!
- ○みやぎの食材の情報がいっぱい!
食材王国みやぎのホームページ
http://www.foodkingdom-miyagi.jp/ - ○宮城ふるさとプラザホームページ
http://www.miyagibussan.or.jp/cocomiyagi/index.shtml

